アンミン石(Ammineite)


Pabellon de Pica, Chanabaya, Iquique Province, Tarapaca Region, Chile(原産地)
[CuCl2・(NH3)2]
画像幅 20mm

繊維状の岩塩に含まれる水色から青色の鉱物がアンミン石である。この産地で2008年に発見された鉱物である。

無機化学ではおなじみの錯体は、実は天然では非常に珍しく、このアンミン石が唯一の発見されている錯体の鉱物である。厳密に言えば水や塩素イオンも錯体の配位子ではあるが、アンミンが一番錯体らしいといえばらしい。名前はアンミン配位子を持つことからアンミン石と名づけられた。しかしこの名称は果たして適当とは言いがたいように思える。他に錯体の鉱物が見つかるとすれば、アンミン錯体以外には存在するとは考えにくいからである。

錯体の鉱物はこの1種類しかないため、特別な分類をする意味がない。このためアンミン石は塩化銅を含むことからハロゲン化鉱物に分類されている。

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