ボトリオーゲン(Botryogen)


Santa Elena Mine, La Alcaparrosa, San Juan, Argentina
MgFe3+(SO4)2(OH)・7H2O
画像幅 15mm

写真中の茶色の柱状部分がボトリオーゲンである。「ボトリオゲン」とも呼ぶ。

マグネシウムと鉄の硫酸塩鉱物で、マグネシウムは火成岩や温泉水、鉄と硫酸は黄鉄鉱の分解によって生ずる。標本としては普通、黄鉄鉱とは共存しない。普通は塊状だが、たまにこの標本のような柱状結晶や、球体になることがある。日本では鹿児島県の串木野鉱山で産出する。

ボトリオーゲンは水に溶けるが、あくまで沸騰水による部分溶解であり、著しくはない。ボトリオーゲンは水に可溶とする記述も多いが、恐らくボトリオーゲンに伴うほかの鉱物の性質によるものと考えられる。この標本も、コピアポ石のような水溶性の鉱物を伴っている。

名前は「葡萄の房」と「生まれる」のギリシア語を合成したものである。

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