自然真鍮(Brass)


神奈川県足柄下郡箱根町須雲川
(Cu,Zn)
画像幅 40mm

銅と亜鉛の合金である珍しい鉱物。学術的には「含亜鉛自然銅」となり、独立種ではない。
空隙の多い玄武岩中に見られる灰長石(Anorthite)に非肉眼的なサイズで含まれ、灰長石を黄色く染めている。母岩を安山岩とする説もある。母岩には他に普通輝石(Augite)、苦土橄欖石(Forsterite)などが見られる。

自然真鍮の銅と亜鉛の割合は様々だが、最も多いのは銅:亜鉛=6:4で、これは五円玉などに見られる最も普通の真鍮と同じ割合である。
自然真鍮の仲間にはダンバ鉱(Danbaite)やツァンヘン鉱(Zhanghengite)などいくつか独立種として認められている鉱物がある。自然真鍮だけ独立種ではない理由は不明だが、金属間化合物のような化合物でないからなのかもしれない。

2009年3月14日採集。

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