ブラッシュ石(Brushite)


高知県高岡市佐川町西山穴岩洞
CaHPO4・2H2O
標本幅 12mm

黄色味を帯びた白い塊の鉱物がブラッシュ石である。
白い粉の塊で、実際触れると小麦粉のような粉が指につき、しかも極めて脆い。取り扱いは厳重注意である。
燐酸水素基という珍しい官能基を持ち、水酸燐灰石(Hydroxylapatite)の分解で生ずる鉱物である。
日本では主に化石の骨の粉末が分解して生ずる。骨の主成分は水酸燐灰石だからである。
どこかの産地では人骨から生じていた記録があるという。もしかしたら、遠い昔のご先祖様かも知れない御骨から生じているのかもしれないと考えると、採集するのはなんとなく恐れ多い感じがする。

ちなみにこの標本には櫻井欽一氏の直筆ラベルがついている。なおこのラベルでは和名が「ブルッシュ石」となっている。

桜井欽一氏の直筆ラベル

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