塩化銀鉱(Chlorargyrite)


Machacamarca, Potosi, Bolivia
AgCl
標本幅 37mm

写真中央の黒いモコモコした部分が角銀鉱である。現在では「塩化銀鉱」が正式名称となっているが、古くからの名称である「角銀鉱」は未だ使われる傾向にある。「角」の字は、立方体結晶をすることに由来する。

塩化銀鉱は、ハロゲン化銀の鉱物としては普通に産出する。ハロゲン化鉱物が少ない日本では、数少ないハロゲン化鉱物の1つである。
新鮮なうちは無色から黄色をしているが、光に当たると銀を遊離して黒変してしまう。この標本もかなり黒変が進行してる。
立方体結晶をするが、滅多に結晶を作らない。この標本はよく見ると結晶集合のリッチなものである。

組成を見れば分かるが、イオン結晶である。しかし、岩塩のようなイオン結晶と違って、可塑性(ハンマーで叩くと砕けずに変形する)があり、電気伝導性があるなど、かなり変わった性質を持つ。水には溶けにくいが、アンモニア水や濃食塩水には溶ける。

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