クラドノ石(Kladnoite)


Kladno Mine, Libusin, Kladno, Central Bohemia Region, Bohemia, Czech Republic(原産地)
C6H4(CO)2NH
画像幅 12mm

写真中の白色結晶がクラドノ石である。この産地で1942年に発見された非常に珍しい有機鉱物である。

クラドノ石の組成は、フタル酸にイミノ基がついた「フタルイミド(Phthalimide)」で、融点は238℃だが昇華性がある。水にも有機溶媒にも溶けず、極性の高い有機溶媒や濃いアルカリ水溶液には溶ける。

特殊な条件で、石炭の自然発火によって生じる。クラトフヴィル石(Kratochvilite)やマスカーニ石(Mascagnite)を伴う。

フタルイミドは、「ガブリエル合成」によって、第一級アミンを確実に得る材料として使われる。

フタルイミド分子

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