液体二酸化炭素(Liquid Carbon dioxide)


愛媛県四国中央市新宮総野
CO2
画像幅 6mm

写真の苦土橄欖石中に、数μmの大きさで液体二酸化炭素が入っている。

二酸化炭素は、通常は固体から気体へと昇華し、液体は見られないが、圧力を加えると簡単に液体化する。鉱物の結晶には、このような条件で、液体の二酸化炭素がよく入っており、「二酸化炭素流動体」と呼ばれている。いわゆる「水入り」の中には、水ではなく液体二酸化炭素のものもある。
直射日光に当てるなど、温度が高くなると気化する可能性があり、量が多いと爆発する危険があるので注意が必要だ。

液体二酸化炭素は、現在鉱物種に登録はされていない。液体であり、結晶構造が存在しないからであるが、ならば常温で液体の氷(Ice)や自然水銀(Mercury)も鉱物ではないはずである。実際には、これらは歴史が深いため、特別に鉱物とするというのがIMAのスタンスであるが、どこか恣意的である。

この産地の玄武岩は、2008年に、日本初のダイヤモンドが発見されたことで話題になった産地のものである。ダイヤモンドは、二酸化炭素流動体の中にあり、超微細なものである。

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