メラノフロジャイト(Melanophlogite)


Magnesite Quarry, Livorno, Toskana, Italy
2(CH4,N2)・6(N2,CO2)・46SiO2
画像幅 6mm

写真中の透明結晶がメラノフロジャイトである。「メラノフログ石」、「黒珪石」とも言う。

成分は二酸化珪素を主成分とするが、珍しいのは包接化合物という点である。包接化合物を含む鉱物は、これのほかは2009年に発見された千葉石(Chibaite)しかない。千葉石が発見されるまでは、1876年に発見されて以来133年間唯一の包接化合物である鉱物であったが、包接化合物であったことは1965年になるまで気づかれなかった。成分は産地によって多少の違いはあるが、窒素、メタン、二酸化炭素、二酸化硫黄を含む。ガスハイドレートであり、メタンハイドレートの3つの結晶構造のうち、Iに相当する構造を持つ。ちなみに千葉石はIIである。

約40℃で相が変わる。昔はそれらの相をαとβと名づけ分けていたが、現在では一緒にされており別々の鉱物扱いではない。

なお、炎で熱すると黒くなる。これが名前の由来でもある。

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