蜜蝋石(Mellite)


Csordakuti Mine, Bicske-Csordakut, Bicske-Zsambeki Basin, Fejer Co., Hungary
Al2[C2(COO)6]・16H2O
標本幅 20mm

蜜蝋石は、珍しい有機鉱物の1つである。「メライト」、「メリー石」とも呼ばれる。

有機鉱物は40種類程度しか発見されていない鉱物であり、その中では多産する鉱物である。しばしば八面体の結晶を作りやすい。蜜蝋石の名は蜜のような色と蝋のような光沢に由来する。

蜜蝋石はアルミニウムのメリト酸塩鉱物である。メリト酸塩鉱物は蜜蝋石とエーランド石(Earlandite)しか発見されていない。また、エーランド石は南極の1箇所でしか発見されていない非常に珍しい鉱物であるため、蜜蝋石が実質的に唯一のメリト酸塩鉱物である。また、メリト酸はこの鉱物から1799年に生成・発見された。

蜜蝋石は主に炭鉱で発見される。これは、蜜蝋石がアルミニウムを含む粘土鉱物と亜炭や泥炭との反応で精製されるからである。紫外線で青色に蛍光する場合がある。

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