自然オスミウム(Osmium)


北海道空知総合振興局深川市鷹泊雨竜川
(Os,Ir,Pt)
平均の大きさ 0.7mm

写真中の金属の粒が自然オスミウムである。

産地の雨竜川は、昔から白金の産地で有名で、砂鉱の白金を工業的に採集していた。当初は、白金と違って利用することの出来なかったオスミウムやイリジウムは捨てられていたが、後にそれらも採掘対象となった。

この標本は分析されておらず、自然オスミウムの名前も暫定的である。分析をしてみれば、どの種か確定することが出来る。

ちなみに雨竜川では、1974年に自然ルテニウムが発見され、日本では数少ない元素鉱物での新鉱物となっている。

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