プロトマンガノ鉄直閃石(Proto-mangano-ferro-anthophyllite)


栃木県鹿沼市日瓢鉱山(原産地)
(K,Rb)(Li,Mn3+,Al)3(AlSi3O10)(F,OH)2
画像幅 28mm

画像中の繊維状結晶がプロトマンガノ鉄直閃石である。この産地で1986年に発見された珍しい鉱物である。

プロトマンガノ鉄直閃石は、3種類存在するプロト形の直閃石の1つである。発見はプロト直閃石(Protoanthophyllite)よりも古い1986年であるが、これは角閃石グループの名称の変更によるものであり、始めはこの鉱物と共に発見された現在のプロト鉄直閃石(Proto-ferro-anthophyllite)が最初はプロト直閃石とされており、この鉱物はプロトマンガノ直閃石と呼ばれていた。したがって、角閃石グループのプロト型の発見は、プロト鉄直閃石とプロトマンガノ鉄直閃石が初めてである。

プロトマンガノ鉄直閃石は多くは繊維状の結晶の集合として産し、絹状光沢がある。

プロトマンガノ鉄直閃石の英名はProto-mangano-ferro-anthophylliteと、ハイフンを除いてもアルファベット30文字で構成されているかなり長い名称である。実際、2012年の角閃石グループの改訂で、フッ素カリ苦土アルベゾン閃石(Potassic-magnesio-fluoro-arfvedsonite)の34文字が上回るなど、いくつかが長くなるまでは最も長い名称であった。

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