プロト直閃石(Protoanthophyllite)


岡山県新見市神郷町高瀬鉱山(原産地)
[ ][Mg2][Mg5](Si4O11)2(OH)2
標本幅 28mm

写真中の光沢のある筋状の結晶がプロト直閃石である。

直閃石は、通常は珪酸塩の鎖が2個ずつ繋がったものが、2個ずつの繰り返しとなっているが、プロト型はその繰り返しが1個ごとになっている。即ち、繰り返しの周期が普通の直閃石より簡単になっている。これがプロト型と呼ばれる直閃石である。プロト型の最初の発見は、岐阜県の中津川市で発見されたプロト鉄直閃石(Protoferro-anthophyllite)である。

プロト直閃石は、高瀬鉱山で2001年に発見された新鉱物で、ボーリングコアから少量のみ産出した珍しい鉱物である。今のところ日本でしか発見されていない。一部は分解して滑石になっている。

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