定永閃石(Sadanagaite)


岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束春日鉱山(原産地)
[(Na,K)][Ca2][(Mg,Fe2+)3Al2](Al1.5Si2.5O11)2(OH)2
結晶長さ 4mm

写真中の結晶が定永閃石である。この産地で2003年に発見された鉱物である。

定永閃石と名の付く鉱物は、角閃石グループの2度の改訂による名称の変更が行われているため、いつの時期に書かれた文章であるかを注意しないといけない。最初に定永閃石と名づけられた鉱物は愛媛県の弓削島で1980年に発見された。その後1997年にカリ定永閃石(Potassic-sadanagaite)と改名され、2012年にカリ第一鉄定永閃石(Potassic-ferro-sadanagaite)と変更されている。1997年に定永閃石と名づけられた鉱物は、2012年に第一鉄定永閃石(Ferro-sadanagaite)と変更されている。2012年に定永閃石となった鉱物、つまり貸すが鉱山のものは、発見時には苦土定永閃石(Magnesiosadanagaite)と呼ばれていた。これだけややこしい変更があるのだから、角閃石グループを集めようとしない人が出てきてもおかしくはない。

名前は東京大学の定永両一(1920〜2001)に因む。

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