自然テルル(Tellurium)


Moctezuma Mine, Moctezuma, Mun. de Moctezuma, Sonora, Mexico
Te
画像幅 8mm

白い石英の中にある銀色の部分が自然テルルである。淡い黄色の部分はパラテルル石(Paratellurite)、茶色の部分はモクテツマ石(Moctezumite)である。
産地のMoctezuma鉱山はテルル鉱物の宝庫で、ここを原産地とする鉱物も多い。
自然テルルは結晶の劈開面と思われる細長い光沢部分があちこちにある。六角柱状の水晶のような結晶をするが、極めて珍しく、できてもミリサイズである。

テルルの名はラテン語で地球を表す「Tellus」から来ている。これはテルルが新元素として発見される10年前に発見されたウランの名前の由来である「Uranus(海王星)」に対抗して名付けられたからである。

鉱物一覧へ戻る

英名順一覧へ戻る

TOPへ戻る

inserted by FC2 system