ソーマス石(Thaumasite)


N'Chwaning II Mine, N'Chwaning Mines, Kuruman, Kalahari manganese fields, Northern Cape Province, South Africa
Ca6(SO4)2(CO3)2[Si(OH)6]2・24H2O
標本幅 7mm

ソーマス石は、珍しい硫酸塩鉱物である。

ソーマス石はエトリング石(Ettringite)グループに属する硫酸塩鉱物である。ソーマス石はギリシャ語の「驚くべき」に由来するが、組成を見れば分かるとおり、硫酸イオンと炭酸イオン、ヘキサハイドロ珪酸イオンを等量ずつ含むまさに驚くべき組成を持つ。特にヘキサハイドロ珪酸塩は、珪素原子に酸素原子が6個配置された、6配置構造を持つ。地球の通常の圧力では4配置であり、よく見られる珪酸イオンの四面体構造であり、6配置は非常に珍しい。それぞれのイオンが等量であるので、理屈上は硫酸塩鉱物、炭酸塩鉱物、珪酸塩鉱物の3つのどれにも分類されるが、エトリング石グループに属するので硫酸塩鉱物に分類されている。

水分を多量に含むため、比重は小さく1.9しかない。

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