トロイリ鉱(Troilite)


Muonionalusta meteorite, Kitkiojarvi, Pajala, Norrbotten, Sweden
FeS
画像幅 15mm

写真中のやや濃い灰色の部分がトロイリ鉱である。「単硫鉄鉱」とも言う。

トロイリ鉱の組成は硫化鉄であり、単純だが地球上にはなかなか存在しない鉱物である。したがってトロイリ鉱の標本は、隕石中に見ることが多い。実際、トロイリ鉱はAlbareto隕石から1863年に発見された。

磁硫鉄鉱(Pyrrhotite)と組成が似ているが、磁硫鉄鉱と違い、結晶中に鉄の空位が存在しない。そのため、磁硫鉄鉱と違い、トロイリ鉱には磁性が無い。しかし実際には、磁硫鉄鉱やテーナイト(Taenite)が周りにあり、見かけ上磁性を示すように見えることが多い。

トロイリ鉱は新鮮なうちは灰色だが、さびやすく、ブロンズ色に変化しやすい。結晶は見られず、このような粒状で産出する。

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